biGAKUとは

本ソフトウェアは腓骨皮弁による下顎骨再建術に特化した術前計画支援システムであり、CT画像を利用してインタラクティブに切除領域定義、腓骨セグメント分割、下顎骨再建の立案が行えます。


本ソフトウェアの特徴

対話型ユーザインタフェース

下顎骨および腓骨のCTデータを用いて、対話的に切除領域、再建方法を決定すると、腓骨側セグメントを採取するための切離箇所・断面角度を自動的に算出・提示します。

リアルタイム顔貌復元精度評価
再建計画をシステム側が定量的に評価し、並列高速演算技術を用いて下記の顔貌復元精度の評価指標を即座に算出します。

  • 各腓骨セグメント長、最大誤差、平均誤差、最大突出長
  • 全移植領域の平均誤差、最大誤差、最大突出長
  • 切除部の移植前・移植後面積および再建率(移植後面積/移植前面積x100)

視認性
リアルタイムに計画の品質が判断できるよう色づけおよび数値表示でフィードバック


機能概要

  • セグメント分割数定義機能(2分割・3分割)
  • 下顎骨へのセグメント配置機能
  • セグメント間接続方法定義機能(V型、L型)
  • リアルタイム顔貌復元精度評価
  • 血管定義機能
  • 定義済み計画のプロファイル自動保存・編集再開
  • プロファイルの変更

動作環境

構成 推奨条件
OS Windows 7, 8 (64bit)
CPU Core-iシリーズ以降のIntel社製プロセッサ
メインメモリ 2GB以上
ディスク容量 300MB以上
グラフィックス CUDAテクノロジーをサポートした NVIDIA GeForce GTX200シリーズ以降のチップセットを搭載したGPU
GPUメモリ 1GB以上
ディスプレイ 1280 x 1024 ピクセル以上
必須ソフトウェア Microsoft .Net Framework (4.5以降)
Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ(64bit)